続いてはゲームの動作についてみていこう。まずはゲームの立ち上げ時間について、PS5とPS5 Proとで違いがあるかをチェックした。
このチェックで試したのは、PS5版の「Rez infinite」。PS5メニュー画面の「ゲームをプレイ」を押してから×ボタンを連打し続け、途中のメッセージやデモをスキップしてタイトル画面が表示されるまでの時間を測定した。結果としては現行のPS5では約12.4秒で起動したのに対して、PS5 Proでは約11.8秒での起動となった。
多少強引なテストではあるものの、一応PS5 Proの方が僅かに早くゲームが起動したような印象を受けた。今回はロードも短いシンプルなタイトルをチョイスしたが、ロード時間の長いゲームではより恩恵がありそうだ。
続いては設定項目にもあった、PS4タイトルの画像品質の向上についてもチェックした。使用したタイトルはPS4版の「Bloodborne」だ。本作は2015年に発売されたフロムソフトウェア開発のアクションRPGとなっている。
実際に起動してプレイしてみると、その動作がバッチリなのは言うまでもない事だが、画像品質向上の効果が各所で感じられた。例えば冒頭の薬品などが置かれた棚を拡大して見てみると、微かではあるがディティールが少し増しているように見えた。PS5では表現しきれていない細かいところが、PS5 Proではよりはっきりと描写される、といった印象だった。
下記画像では角度が若干異なるため、光の当たる位置の違いなど影響しているが、冒頭に登場する獣の体毛はかなりリアル。通してプレイすれば、強化されたGPUパワーが画質向上に貢献していることを感じられそうだった。
://news.yahoo.co.jp/articles/2e1167d571a3d5af870854a02e4e468452cbc723